研究シーズの内容
高齢化が加速化する中、高齢者の健康寿命を延ばすことは差し迫った課題である。人間の筋肉は、加齢によって筋肉量が減少し、筋力低下が起こる。特に、下半身の筋力低下は高齢者の歩行機能を著しく阻害することになり、高齢者のQOL(Quality of Life:生活の質)を落とすことに直結する。
そこで、高齢者の方でも筋肉、関節等に過度の負荷をかけずに、手軽に、楽しく筋力維持ができるように『ミニトランポリン』を用いた運動プログラムを開発研究している。
実用化イメージ
分野および用途
・子供から高齢者までの健康増進のための運動プログラムの開発
・家庭内でできる生活習慣病予防のための運動プログラムの開発
・運動プログラム等のヒト評価試験の実施(心拍数測定、血圧脈波測定、乳酸測定等)
関連する特許や論文等
1)平成27年度公開講座:ミニトランポリン運動教室-第1期、第2期(琉球大学生涯学習教育研究センター)(公開講座)
2)2004 – 2005 , IT利用による自主的ウォーキング奨励プログラムの開発と評価, 基盤研究(C)(科研費)