障害児支援 特別支援教育 障害児心理学 認知科学 教育工学 障害児支援 認知特性 教育的ニーズ 教材開発 発達と学習 生理的指標 障害とは人の心や身体の状態ではなく、環境との関係で生じるものです。障害者の支援は、その人の能力だけではなく、環境を整えることにも重点が置かれるようになってきました。とくに学校教育では、一人ひとりに合わせた多様な学習方法を用意することが重要な課題です。近年の認知科学的手法は学習や発達の諸側面を個人の多様さとの関連で解明することを可能にし、この点からの障害へのアプローチと実践での効果検証に基づき、有効な支援方法を提案することを目的とします。   一例として読み書きの学習にニーズのある児童生徒では、個々の認知発達の特徴(特性)に基づき、支援の方法を具体的に提案するシステムとなります。障害の重い児童生徒では、初期発達段階のコミュニケーションを促進する学習プログラムを開発します。評価と指導は連携・協力して行い、一人ひとりに合わせた丁寧な指導と組織全体で取り組む特別支援教育のさらなる充実に向けて研究を進めていきます。福祉や療育分野での展開も可能な研究です。 ●小・中・特別支援学校をはじめとして、教育組織との共同研究を望んでいます。●暗号化システムの採用により個人データは厳重に保護されます。 脳波・心拍・脳血流など認知科学的手法で、個性に合わせた障害児支援を可能にする研究です。教育現場との協同で実践的プログラム開発が可能になります
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