アグリ・バイオ 花き園芸学 植物育種学 生物工学 花苗 アサガオ 変化アサガオ 古典園芸植物 大量増殖 研究の背景と目的変化アサガオとは、江戸時代から伝わる珍しい葉や花形の突然変異形質を持ったアサガオの総称です。高い観賞価値を持っていますが、ほとんど不稔(種子を生じない)であるため、種子による維持増殖が非常に困難です。そのため一般に普及することは無く、一部の趣味家の努力によって、細々と維持されてきました。この研究は、変化アサガオを組織培養を利用して増殖させることに成功。新しい園芸植物として普及することを目的としています。 変化アサガオは種子繁殖によって維持されてきたが・・・×種を播くと様々なアサガオが分離してくるので大量増殖は困難観賞価値が高いものは不稔で増えない。そこで・・・組織培養により大量のクローン植物体を生産 突然変異による変化アサガオの種子繁殖は非常に困難。この研究では組織培養により、変化アサガオの苗を大量生産する技術を確立しました。この技術によって一般には見かけることがなかった変化アサガオを、観賞価値の高い新しい園芸植物として市場に提供することが期待できます。 ●特許第4420409号変化アサガオの効率的な増殖法発明者清水圭一、橋本文雄、坂田祐介 江戸時代から伝わる変化アサガオ。突然変異による貴重な園芸植物を、組織培養により大量生産する技術です。一般に広く普及することで、新しい園芸植物としての市場価値を生むことが期待できます。
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