地域課題 農業・農村地理学 経済地理学 地理情報システム(GIS) 農業振興 農産物の生産・流通・消費 産地と卸売市場との取引関係 農業地域振興 1980年代後半以降、低価格の農産物の輸入増加による競争で多くの農産物産地が疲弊し、縮小・再編、衰退の一途にあります。また市場構造に目を向けると、流通チャネルの多様化による市場経由率の低下や卸売市場の統廃合が深刻化しています。TPPや高齢化等の課題も抱え、日本の農業政策は大きな転換期を迎えています。本研究では農産物の生産・流通システムの再編と卸売市場の再編に着目、生産・流通・消費の流れを把えるフードシステムなどの課題を地理学的観点から解明していきます。 図2露地野菜と施設野菜の分布(2005年)図1大都市圏における卸売市場の分布1農産物の生産構造と地理的パターンを把握し、GIS(地理情報システム)を活用した農業地域区分図、農地利用図を作成。2「卸売市場の立地」と「農作物流通の地理的パターンとその変化」を分析。3国際競争下における農産物流通体系の変化と農産物産地の再編を体系化→経営戦略の提案 1農産物産地と卸売市場の分布の変化を地理的に把握することで、様々な条件下で産地や市場がどのような対応を取っているかを分析。衰退を抑制するための重要な示唆を得ることが期待できます。2農業経済学など隣接分野の研究者との連携、自治体や農協、卸売業者などと連携しての調査・研究を行うことで、産地の農業振興策や産地と卸売業者の有利な販売戦略を提案することが可能です。3コンビニや医療機関の分布など様々な分野を地理情報で把握し、分析・考察することができます。 ●首都圏の農業地域を対象に、精緻なフィールド調査を行ってきました。今後は南九州を対象に丁寧な調査・分析を行い、農業課題の解明を目指します。●地理情報システム(GIS)を活用することで、農地の利用や生産構造などを、様々なスケールで分析・考察することができます。 農産物の生産・流通構造の変化を地理情報システムの活用とフィールド調査で分析します。農協など農業関連機関、自治体等と連携して地域課題の解明や、経営・販売戦略の提案も可能です。ご相談をお待ちしています。
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