3Dカメラを用いた摂食嚥下機能検査システム
国内特許コード | P200017102 |
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整理番号 | (16P058,S2017-0639-N0) |
掲載日 | 2020年8月4日 |
出願番号 | 特願2019-513590 |
出願日 | 平成30年4月12日(2018.4.12) |
国際出願番号 | JP2018015342 |
国際公開番号 | WO2018193955 |
国際出願日 | 平成30年4月12日(2018.4.12) |
国際公開日 | 平成30年10月25日(2018.10.25) |
優先権データ |
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発明者 |
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出願人 |
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発明の名称 |
3Dカメラを用いた摂食嚥下機能検査システム
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発明の概要 | 体表面動態取得部(11)は、タイミング情報発生部(10)でタイミング情報が発生したタイミングを含み、嚥下動作が行われた期間における被検者の嚥下動作に伴って動作する体表面動態データを取得する。内部動態取得部(12)は、タイミング情報発生部(10)でタイミング情報が発生したタイミングを含み、嚥下動作が行われた期間における嚥下動作に伴って動作する同一被検者の内部動態データを取得する。同期データ生成部(13)は、体表面動態データでタイミング情報が発生したタイミングと、内部動態データでタイミング情報が発生したタイミングとを合わせて、嚥下動作中における内部動態と体表面動態との同期データを生成する。分析部(14)は、同期データに基づいて、嚥下動作中の被検者の体表面動態と内部動態との相関性を分析する。 |
従来技術、競合技術の概要 |
我が国では、高齢化が進んでおり、65歳以上の高齢者の割合が総人口の30%を超え、2042年には3878万人となる見通しである。高齢者に見られる特徴として摂食嚥下機能(以下、「嚥下機能」とする)の低下がある。嚥下機能の低下は、誤嚥を引き起こし、窒息の危険性があるうえ、誤嚥性肺炎の原因ともなる。したがって、嚥下機能を診断することは高齢者にとって重要である。 しかしながら、嚥下機能を診断するには口腔、咽喉内の動きを把握する必要があり、例えば、Cアーム型透視装置(VF)、嚥下内視鏡(VE、往診用)で侵襲的に嚥下機能を検査するのが一般的である。一方で、体の外部の動き(体表面動態)から非侵襲に嚥下機能を診断する測定システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。 |
産業上の利用分野 |
本発明は、3Dカメラを用いた摂食嚥下機能検査システムに関する。 |
特許請求の範囲 |
【請求項1】 タイミング情報を発生させるタイミング情報発生部と、 前記タイミング情報発生部でタイミング情報が発生した時点を含み、嚥下動作が行われた期間における被検者の嚥下動作に伴って動作する体表面動態データを取得する体表面動態取得部と、 前記タイミング情報発生部でタイミング情報が発生した時点を含み、前記嚥下動作が行われた期間における前記嚥下動作に伴って動作する同一被検者の内部動態データを取得する内部動態取得部と、 前記体表面動態データでタイミング情報が発生した時点と、前記内部動態データでタイミング情報が発生した時点とを合わせて、前記嚥下動作中における内部動態と体表面動態との同期データを生成する同期データ生成部と、 前記同期データに基づいて、前記嚥下動作中の被検者の体表面動態と内部動態との相関性を分析する分析部と、 を備える嚥下機能検査システム。 【請求項2】 前記分析部は、 同一被検者における嚥下動作中の体表面動態を再度撮像して取得された体表面動態データと、前記同期データとに基づいて、被検者の嚥下機能の状態を推定する、 請求項1に記載の嚥下機能検査システム。 【請求項3】 前記分析部は、 前記体表面動態データから得られる嚥下動作中の体表面上の特定の部位の動態に関する項目に基づいて、被検者の嚥下機能の状態を分析する、 請求項1又は2に記載の嚥下機能検査システム。 【請求項4】 前記特定の部位には、口角間距離が含まれる、 請求項3に記載の嚥下機能検査システム。 【請求項5】 前記同期データ生成部は、 被検者毎に、前記同期データを生成し、 前記分析部は、 被検者毎の同期データを用いて、当該同期データに対応する被検者の嚥下機能を分析する、 請求項1から4のいずれか一項に記載の嚥下機能検査システム。 【請求項6】 前記タイミング情報発生部は、前記タイミング情報として、音を発生させる、 請求項1から5のいずれか一項に記載の嚥下機能検査システム。 【請求項7】 タイミング情報が発生した時点を含み、嚥下動作が行われた期間における被検者の嚥下動作に伴って動作する体表面動態データを取得すると同時に、前記嚥下動作が行われた期間における前記嚥下動作に伴って動作する同一被検者の内部動態データを取得する動態取得工程と、 前記体表面動態データでタイミング情報が発生したタイミングと、前記内部動態データでタイミング情報が発生したタイミングとを合わせて、前記嚥下動作中における内部動態と体表面動態との同期データを生成する同期データ生成工程と、 前記同期データに基づいて、前記嚥下動作中の被検者の体表面動態と内部動態との相関性を分析する分析工程と、 を含む嚥下機能分析方法。 【請求項8】 コンピュータを、 タイミング情報を発生させるタイミング情報発生部、 前記タイミング情報発生部でタイミング情報が発生した時点を含み、嚥下動作が行われた期間における被検者の嚥下動作に伴って動作する体表面動態データを取得する体表面動態取得部、 前記タイミング情報発生部でタイミング情報が発生した時点を含み、前記嚥下動作が行われた期間における前記嚥下動作に伴って動作する同一被検者の内部動態データを取得する内部動態取得部、 前記体表面動態データでタイミング情報が発生した時点と、前記内部動態データでタイミング情報が発生した時点とを合わせて、前記嚥下動作中における内部動態と体表面動態との同期データを生成する同期データ生成部、 前記同期データに基づいて、前記嚥下動作中の被検者の体表面動態と内部動態との相関性を分析する分析部、 として機能させるプログラム。 |
国際特許分類(IPC) | |
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出願権利状態 | 公開 |
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『 3Dカメラを用いた摂食嚥下機能検査システム』に関するお問合せ
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