市街地評価装置、市街地評価方法、プログラム及び記憶媒体
国内特許コード | P130009732 |
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整理番号 | S2012-0293-N0 |
掲載日 | 2013年7月31日 |
出願番号 | 特願2012-004006 |
公開番号 | 特開2013-142857 |
登録番号 | 特許第5818157号 |
出願日 | 平成24年1月12日(2012.1.12) |
公開日 | 平成25年7月22日(2013.7.22) |
登録日 | 平成27年10月9日(2015.10.9) |
発明者 |
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出願人 |
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発明の名称 | 市街地評価装置、市街地評価方法、プログラム及び記憶媒体 |
発明の概要 |
【課題】評価値の信頼度の高い市街地評価地図を簡単に作成できるようにする。 【解決手段】位数領域図作成部103は、施設の種類ごとに、施設の位置を母点として結晶成長させ、位数ごとの領域を示す位数領域図を作成し、高位結晶成長ボロノイ図作成部104は、位数領域図作成部103により作成された位数領域図を用いて高位結晶成長ボロノイ図を作成する。次に、評価地図作成部105は、作成した高位結晶成長ボロノイ図を用いて、対象とする地図の全領域における評価値を算出し、施設の種類ごとに評価値の変化が反映された評価地図を作成して複数種類の施設を含んだ市街地評価地図を作成する。 【選択図】図1 |
従来技術、競合技術の概要 |
従来、施設の価値を評価するために、市街地評価地図が用いられている。例えば、その施設の価値は、病院やコンビニエンスストア、電車の駅などからの距離によって変動するものであり、市街地評価地図を用いて施設の価値(評価値)が算出される。また、都市計画により病院などの重要な施設を効率良く配置するためにも、市街地評価地図を用いて配置を決定することが行われている。 市街地には、病院やコンビニエンスストアなど複数の施設が存在することから、これらの施設を考慮して評価値を算出する必要がある。そこで、例えば非特許文献1に開示されている高位離散ボロノイ図を応用することにより、複数の施設に対応した評価値を算出することができる。 |
産業上の利用分野 |
本発明は、特に、地図上の施設の価値を評価するために用いて好適な市街地評価装置、市街地評価方法、そのプログラム及び当該プログラムを記憶した記憶媒体に関する。 |
特許請求の範囲 |
【請求項1】 所定の領域における地図データ、前記所定の領域内における複数の施設の情報、及びユーザの嗜好に関する情報を入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された前記所定の領域内における複数の施設の情報に基づいて、前記複数の施設の中から経路を考慮すべき施設の数を示す2以上の数値である位数を決定する位数決定手段と、 前記所定の領域における地図データ、前記複数の施設の情報、及び前記ユーザの嗜好に関する情報に基づいて、前記位数決定手段によって決定された位数までの順位であって施設からの到達時間の順位を領域で区分けした位数領域図を作成する位数領域図作成手段と、 前記位数領域図作成手段によって作成された位数領域図に基づいて、前記位数決定手段によって決定された位数の高位結晶成長ボロノイ図を作成する高位結晶成長ボロノイ図作成手段と、 前記高位結晶成長ボロノイ図作成手段によって作成された高位結晶成長ボロノイ図に基づいて、前記所定の領域内のそれぞれの地点における評価値を示す市街地評価地図を作成する市街地評価地図作成手段とを有することを特徴とする市街地評価装置。 【請求項2】 前記位数領域図作成手段は、施設を母点として障害物を迂回して仮想的に結晶成長させることによって前記位数領域図を作成することを特徴とする請求項1に記載の市街地評価装置。 【請求項3】 前記結晶成長の成長速度は、前記所定の領域における人口密度、及び前記ユーザの嗜好に応じた速度であることを特徴とする請求項2に記載の市街地評価装置。 【請求項4】 前記市街地評価地図作成手段は、施設の種類によって比重が異なる評価値を示す市街地評価地図を作成することを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の市街地評価装置。 【請求項5】 所定の領域における地図データ、前記所定の領域内における複数の施設の情報、及びユーザの嗜好に関する情報を入力する入力手段を有する市街地評価装置が行う市街地評価方法であって、 位数決定手段が、前記入力手段によって入力された前記所定の領域内における複数の施設の情報に基づいて、前記複数の施設の中から経路を考慮すべき施設の数を示す2以上の数値である位数を決定する位数決定工程と、 位数領域図作成手段が、前記所定の領域における地図データ、前記複数の施設の情報、及び前記ユーザの嗜好に関する情報に基づいて、前記位数決定工程において決定された位数までの順位であって施設からの到達時間の順位を領域で区分けした位数領域図を作成する位数領域図作成工程と、 高位結晶成長ボロノイ図作成手段が、前記位数領域図作成工程において作成された位数領域図に基づいて、前記位数決定工程において決定された位数の高位結晶成長ボロノイ図を作成する高位結晶成長ボロノイ図作成工程と、 市街地評価地図作成手段が、前記高位結晶成長ボロノイ図作成工程において作成された高位結晶成長ボロノイ図に基づいて、前記所定の領域内のそれぞれの地点における評価値を示す市街地評価地図を作成する市街地評価地図作成工程とを有することを特徴とする市街地評価方法。 【請求項6】 請求項5に記載の市街地評価方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 【請求項7】 請求項6に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 |
国際特許分類(IPC) |
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Fターム |
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画像
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出願権利状態 | 登録 |
英語項目の表示
発明の名称 | URBAN AREA EVALUATING DEVICE, URBAN AREA EVALUATING METHOD, PROGRAM, AND STORAGE MEDIA |
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発明の概要 |
PROBLEM TO BE SOLVED: To enable easy production of urban area evaluation maps which provide highly reliable evaluation values. SOLUTION: An order region diagram generator section 103 produces an order region diagram which shows regions of each order by growing crystal around locations of establishments set as site points for each establishment type, and a higher-order crystal-growth Voronoi diagram generator section 104 produces a higher-order crystal-growth Voronoi diagram using the order region diagram produced by the order region diagram generator section 103. An evaluation map generator 105 then computes evaluation values for the whole area of a target map using the produced higher-order crystal-growth Voronoi diagram and produces an evaluation map which reflects changes in evaluation values of each type of establishment to produce an urban area evaluation map that includes a plurality of types of establishments. |
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『 市街地評価装置、市街地評価方法、プログラム及び記憶媒体』に関するお問合せ
- 国立大学法人 鹿児島大学 産学・地域共創センター知的財産・リスクマネジメント部門
- URL: http://www.rdc.kagoshima-u.ac.jp/
-
E-mail:
- Address: 〒890-8580 鹿児島県鹿児島市郡元一丁目21番24号
- TEL: 099-285-3881
- FAX: 099-285-3886