脳神経細胞への薬物の標的化剤
国内特許コード | P110002385 |
---|---|
整理番号 | 04P042JP |
掲載日 | 2011年4月15日 |
出願番号 | 特願2007-556048 |
登録番号 | 特許第4945766号 |
出願日 | 平成19年1月24日(2007.1.24) |
登録日 | 平成24年3月16日(2012.3.16) |
国際出願番号 | JP2007051528 |
国際公開番号 | WO2007086587 |
国際出願日 | 平成19年1月24日(2007.1.24) |
国際公開日 | 平成19年8月2日(2007.8.2) |
優先権データ |
|
発明者 |
|
出願人 |
|
発明の名称 |
脳神経細胞への薬物の標的化剤
|
発明の概要 | 本発明は、薬物の標的化剤、具体的には薬物を脳神経細胞に取り込ませるための標的化剤に関する。また本発明は、該標的化剤と薬物とを含む医薬に関する。さらに本発明は、脳神経細胞に薬物を標的化するための方法に関する。 |
従来技術、競合技術の概要 |
|
産業上の利用分野 |
|
特許請求の範囲 |
【請求項1】 脳神経細胞により取り込まれるエンテロトキシン又はレクチンを含むことを特徴とする、薬物を脳脊髄液から脳神経細胞に取り込ませるための標的化剤であって、該エンテロトキシンが、コレラトキシン(CT)、大腸菌易熱性エンテロトキシン(LT)、大腸菌耐熱性エンテロトキシン(ST)、黄色ブドウ球菌エンテロトキシン(StE)、及びボツリヌス菌エンテロトキシンからなる群より選択され、該レクチンが、ミヤコグサレクチン、ハリエニシダレクチン、ピーナツレクチン、ダイズレクチン、ヒマレクチン、モクワンジュレクチン、インゲンマメレクチン、ドリコスマメレクチン、エンジュマメレクチン、マッシュルームレクチン、タチナタマメレクチン、レンズマメレクチン、エンドウマメレクチン、ソラマメレクチン、コムギ胚芽レクチン、アメリカヤマゴボウレクチン、ジャガイモレクチン、カブトガニレクチン及びイヌエンジュマメレクチンからなる群より選択される、上記標的化剤。 【請求項2】 脳神経細胞が、小脳プルキンエ細胞、縫線核ニューロン、大脳皮質ニューロン、視床下部ニューロン、視床ニューロン及び脳幹ニューロンからなる群より選択されるものである、請求項1に記載の標的化剤。 【請求項3】 脳神経細胞が、小脳プルキンエ細胞である、請求項1に記載の標的化剤。 【請求項4】 脳神経細胞が、縫線核ニューロンである、請求項1に記載の標的化剤。 【請求項5】 エンテロトキシンが無毒化されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の標的化剤。 【請求項6】 脳神経細胞により取り込まれるエンテロトキシンがコレラトキシンBサブユニットである、請求項1~4のいずれか1項に記載の標的化剤。 【請求項7】 脳神経細胞により取り込まれるレクチンがコムギ胚芽凝集素である、請求項1~4のいずれか1項に記載の標的化剤。 【請求項8】 請求項1~7のいずれか1項に記載の標的化剤及び薬物を含み、該薬物を脳神経細胞に標的化するための医薬。 【請求項9】 標的化剤と薬物とが直接結合されている、請求項8に記載の医薬。 【請求項10】 脳脊髄液中に投与される、請求項8又は9に記載の医薬。 |
国際特許分類(IPC) |
|
Fターム |
|
画像
※ 画像をクリックすると拡大します。 |
|
出願権利状態 | 登録 |
『 脳神経細胞への薬物の標的化剤』に関するお問合せ
- 国立大学法人 鹿児島大学 産学・地域共創センター知的財産・リスクマネジメント部門
- URL: http://www.rdc.kagoshima-u.ac.jp/
-
E-mail:
- Address: 〒890-8580 鹿児島県鹿児島市郡元一丁目21番24号
- TEL: 099-285-3881
- FAX: 099-285-3886