金属イオンを用いた園芸作物の花の色改変法
国内特許コード | P07A010696 |
---|---|
掲載日 | 2007年10月4日 |
出願番号 | 特願2005-344322 |
公開番号 | 特開2007-143506 |
登録番号 | 特許第4967115号 |
出願日 | 平成17年11月29日(2005.11.29) |
公開日 | 平成19年6月14日(2007.6.14) |
登録日 | 平成24年4月13日(2012.4.13) |
発明者 |
|
出願人 |
|
発明の名称 | 金属イオンを用いた園芸作物の花の色改変法 |
発明の概要 |
【課題】本願発明は、水耕栽培装置などを必要とせず、根をいためることなく、健全な植物に青色の花を付けさせる方法を提供することを課題とする。 【解決手段】根に代わり、葉面にモリブデン化合物含有剤などの重金属含有化合物を散布することにより、水耕栽培装置などの設備を必要とせずに、根をいためることなく、健全な植物に青い花を咲かせることができる方法を提供する。 【選択図】なし |
従来技術、競合技術の概要 |
|
産業上の利用分野 |
|
特許請求の範囲 |
【請求項1】 モリブデン化合物をモリブデン濃度として0.1~20mM含有する溶液又は懸濁液を葉面に散布することを特徴とする、アントシアニン系色素を含有する植物に青色の花を咲かせる方法。 【請求項2】 モリブデン化合物をモリブデン濃度として0.1~20mM含有する溶液又は懸濁液を葉面に散布することを特徴とする、アントシアニン系色素を含有する植物の花をより青色に変える方法。 【請求項3】 アントシアニン系色素を含有する植物が、トルコキキョウ、チューリップ、キク、アスター、ユリ、アルストロメリア、グラジオラス、スイトピー、カーネーション、アネモネ、ストック、キンギョソウ、ラナンキュラス、カラー、フリージア、ハボタン、ラン、ニチニチソウ、ナデシコ又はリコリスから選ばれる請求項1又は2記載の方法。 【請求項4】 モリブデン化合物がモリブデン酸アンモニウム、モリブデン酸ナトリウム、モリブデン酸カリウム、又はモリブデン酸リチウムから選ばれる請求項1~3いずれか1項記載の方法。 【請求項5】 モリブデン化合物を3日ごとに1ないし10回散布する請求項1~4いずれか1項記載の方法。 【請求項6】 モリブデン濃度として0.1~20mMのモリブデン化合物を含有することを特徴とする、アントシアニン系色素を含有する花を青色に変色させる葉面散布用花卉変色剤。 【請求項7】 更に、展着剤を含有する請求項6記載の葉面散布用花卉変色剤。 |
国際特許分類(IPC) |
|
Fターム | |
出願権利状態 | 登録 |
英語項目の表示
発明の名称 | METHOD FOR MODIFYING COLOR OF FLOWER OF GARDEN PRODUCT USING METAL ION |
---|---|
発明の概要 |
PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for making healthy plants produce a blue colored flower without the need of a horticulture apparatus and without damaging roots. SOLUTION: This method comprises spreading a heavy metal-containing compound such as a molybdenum compound-containing agent on a leaf surface instead of roots so as to make the healthy plants produce blue colored flowers without the need of an equipment such as a horticulture apparatus and without damaging roots. |
アドレスは http://www.ktlo.co.jp/002_seeds_.html
『 金属イオンを用いた園芸作物の花の色改変法』に関するお問合せ
- 株式会社鹿児島TLO 技術移転事業部
- URL: http://www.ktlo.co.jp/
-
E-mail:
- Address: 〒890-0065 鹿児島県鹿児島市郡元1丁目21番40号 鹿児島大学内
- TEL: 099-284-1631
- FAX: 099-284-1632