日射遮蔽物
国内特許コード | P07A010690 |
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掲載日 | 2007年10月4日 |
出願番号 | 特願2005-235983 |
公開番号 | 特開2007-051442 |
登録番号 | 特許第4797162号 |
出願日 | 平成17年8月16日(2005.8.16) |
公開日 | 平成19年3月1日(2007.3.1) |
登録日 | 平成23年8月12日(2011.8.12) |
発明者 |
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出願人 |
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発明の名称 |
日射遮蔽物
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発明の概要 |
【課題】 スラットの両面を適宜な角度に設定できるようにし、更には日射反射及び日射熱の放射の両特性を適切に設定し、省エネルギ効果、温熱快適性の向上を図る。 【解決手段】 複数枚のスラット1により構成されるブラインドであって、スラット1の長手方向の所定の箇所に設けられ、スラット1に対して傾斜する平板状の角度調整部4と、角度調整部4の角度を変えるための操作紐8、9、10とを備え、スラット1の一方の面2の日射反射率及び放射率を比較的大きくし、他方の面3の日射反射率及び放射率を比較的小さくしている。夏の冷房時には面2を室外に向けるように調整し、冬の暖房時には面3を室外に向けるように調整して、省エネルギ効果、温熱快適性の向上を図る。 【選択図】 図1 |
従来技術、競合技術の概要 |
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産業上の利用分野 |
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特許請求の範囲 |
【請求項1】 複数枚のスラットにより構成される日射遮蔽物であって、 前記スラットの長手方向の一部の箇所に設けられ、該スラットの面に対して左右の補強板によって凹部となるようなかたちで該スラットの上下縁の途中から該スラットの上下縁を通る平面に対して所定の傾斜角の方向に傾斜する平板状の角度調整部と、 前記角度調整部の角度を変えるための操作部材とを備えたことを特徴とする日射遮蔽物。 【請求項2】 前記スラットの一方の面の日射反射率及び放射率を比較的大きくし、他方の面の日射反射率及び放射率を比較的小さくすることを特徴とする請求項1に記載の日射遮蔽物。 【請求項3】 前記一方の面の日射反射率を0.5以上及び放射率を0.8以上にし、他方の面の日射反射率を0.3以下及び放射率を0.5以下にし、両面の日射反射率の差を0.3以上とすることを特徴とする請求項2に記載の日射遮蔽物。 【請求項4】 前記操作部材は、前記角度調整部を貫通する中央の操作紐と、前記角度調整部の室内側に配置される操作紐と、前記角度調整部の室外側に配置される操作紐と、前記角度調整部に沿って設けられ、前記室内側及び室外側に配置される操作紐に堅結される支持紐とにより構成されることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の日射遮蔽物。 【請求項5】 前記スラットの一方の面と他方の面とで色彩が異なることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の日射遮蔽物。 【請求項6】 XYZ表色系のY値が、前記スラットの一方の面で50%以上とし、他方の面を30%以下とし、両面のY値の差を30%以上とすることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の日射遮蔽物。 【請求項7】 前記角度調整部の前記スラットに対する傾斜角度が(90度-日射遮蔽物を使用する地点の緯度±10度)で規定されることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の日射遮蔽物。 【請求項8】 前記角度調整部の横幅は、下方に設けられる前記スラットほど大きく形成されていることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の日射遮蔽物。 |
国際特許分類(IPC) |
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Fターム |
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画像
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出願権利状態 | 登録 |
英語項目の表示
発明の名称 |
SUNSHINE BLIND
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発明の概要 |
PROBLEM TO BE SOLVED: To improve energy-saving effect and warm comfortability by setting both faces of a slat at a proper angle and properly setting both characteristics of the reflection of sunshine and the radiation of sunshine heat. SOLUTION: This blind formed of a plurality of slats 1 comprises flat plate-like angle adjusting parts 4 fitted to the longitudinal predetermined positions of the slats 1 and tilted relative to the slats 1 and operating strings 8, 9, 10 for changing the angles of the angle adjusting parts 4. The sunshine reflectance and the emissivity of one faces 2 of the slats 1 are increased and those of the other faces 3 of the slats are rather decreased. In cooling in summer, the angle adjusting parts are adjusted to face the surfaces 2 to the outside. In warming in winter, it is adjusted to face the surfaces 3 to the outside. Consequently, the energy-saving effect and the warm comfortability can be improved. |
アドレスは http://www.ktlo.co.jp/002_seeds_.html
『 日射遮蔽物』に関するお問合せ
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